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パリも空気が冷たくなって乾燥してきたのでお肌がかさかさし始めました。 秋のイベントであちらこちら賑わっている週末を過ごしています。 見本市シーズンや中国、国慶節のヴァカンスなども重なり相変わらず賑やかですが日本で2ヶ月半のヴァカンスを過ごしてきた娘が先日パリに戻ってきて東京と比べるとパリは人も少ないし、のんびりしててホッとするわ〜と漏らしておりましたが本当に東京や大阪はどこからか人が湧いてでてきていますよね!

先日、遠足気分でピカルディ地方の大きな蚤の市に朝から友人達とお宝探しに精を出しましたが日本からも本気の業者さんやその道の達人的な人もちらほらお見かけいたしましたが遊び気分いっぱいの私たちでも十分に満喫いたしましたよ。 昔の道具はフォームはもちろん、質も素材よく贅沢に出来ているところに心奪われてしまいます。


以前はあまり興味もなく、むしろ古くて汚いものに興味無しと思っていたのですがここ10年ほどは週末はどこにいこうかな?と暇を見つけては美術館巡りのように出かけています。 今回は1927年〜30年に売り出されたゼンマイ仕掛けの三輪車に乗ったクマさんも連れて帰ることにいたしました。 100年近く時代が過ぎても誰かを楽しませてくれるってやっぱりどんなものでも敬意を表したい。 少々形が崩れ、お顔も美的にはなんとも言えないけれどがんばってる感じがいじらしい。 ちゃんとねじを回すと動いてくれます。


カルトナージュの箱や引き出し、ランプシェードもまだまだ使えますよ、、、ってものが沢山ありました。 100年とは言わないけど何十年?時代が変わっても誰かが自分の作品を楽しんで使ってくれるといいなという思いで創作します!と変わらぬ気持ちで地味にクラッシックにまいります。

par ATELIER LISBONNE

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