CartonnageArtはカルトナージュを中心としたクラフト材料のオンラインショップ

ホーム savoir-faire@PARIS#021


こんにちは。
ようやくヨーロッパも冬を脱出しつつありますが今一つなんですね〜。
今年のオランダは新国王戴冠式が行われたためいつもの年よりも4月はとっても賑わっていました。
日本では皇太子ご夫妻がご参列されたので話題にもなったのではないでしょうか?
街にはロイヤルファミリーをモチーフにしたグッズがあふれていたのでわたしも記念にとマグカップとチョコレートを購入しちゃいましたよ。

brocante et antiquites@ paris
暖かくなってくると各地でBROCANTE やANTIQUITESの市が週末に主宰されます。
パリの中でもあちこちで見ることができますよ〜。 常時週末に開催されている有名なクリニャンクールやヴァンヴゥーなどは日本人の方もたくさん訪れていらっしゃいますね。
ANTIQUITESは歴史的、美術的に価値のあるものに対してBROCANTEはANTIQUITESには及ばないが日常古物全般を総称しています。
週末にぶら〜とこんな市を見てお散歩するのもなかなか楽しいものです。
お値段交渉は当然!というのが常識ですが、めんどくさがりの私は苦手です・・・・(トホホ〜)
この交渉が楽しい・・・という人もたくさんいらっしゃいますよね。
胡散臭い価格をまずは絶対こんな値段では売ってはくれないだろうという低価格購入をお願いしてみたり、欲しいけど高くて買えないと困った顔をしてみたりあきらめてみたり、商品の荒探しをしてみたり、胡散臭い価格を少しずつ崩していくエネルギー必要ですね。
時には1回去ってみてまた戻ってきたりと・・・・なんだか滑稽だけど必要不可欠な儀式みたいなものですね。
是非、一芝居お試しください!

オランダと言えばオレンジが国のシンボルカラーなので街中オレンジの装飾に力が入るようでここまでオレンジ色にそろえますか?!と感心するぐらいです。
男性国王はどうやら123年ぶりだと伺ったのですがロイヤルファミリーのお写真を拝見したところ、新国王の3人のお子様は見事に女の子。
やはり女系には違いなさそうですね。
フランスは革命によって王制は廃止されましたがオルレアン家の末裔アンリ7世(現存命)が世が世なら王位継承者にあたるようです。

 

今でも少数派ではありますが王制復活を願っている人々もいます。
知人のフランス人も何の根拠も無く「ロイヤルファミリーのいらっしゃる国ってなんだか素敵!」らしいです。

レッスン時間にロイヤルファミリーの話に花が咲いておりましたがオランダ国王のお妃様はアルゼンチンのご出身、モナコは南アご出身のお妃、ヨルダンはパレスチナご出身のお妃と他にもヨーロッパは外国人お妃を
お迎えになることも違和感がないのですが日本ってそんなことは許される国じゃ無いよね・・・と作品を作りながらのお話は白熱いたしました。

ところで日本の国鳥や国花ってご存知ですか?先日、レッスン中にこんなご質問が飛び込んできました。
そうなんです!結構外人から聞かれることが多い儀礼的な会話に必ずでてくる質問なんです。
フランスのシンボルはニワトリ・・・・。
あちこちでモチーフに使われており生地や雑貨でもよく見かけられることも多いですね。
ナショナルカラーはブルーとトリコロールとされていることも日常的に認識しています。
日本のシンボルは?と聞かれ自信を持って言えない何とも気まずい思いをしたことは1度や2度はあるに違いないと確信しております!
誇れる単一民族の一員として日本をもっと知らねば!と語り合ったカルトナージュレッスンの主婦談義でありました。いつも旦那の愚痴をこぼしているばかりではないことを証明いたします(苦笑)

個人的なご報告ですが夏の講習会の募集をさせていただきましたがおかげさまでほぼ満席となりましたことをこの場をお借りしてお礼申し上げます。ただ今、人数調整中でキャンセル待ちは可能な状態でお受けしております。今後、若干の増席、もしくは日程を増設を検討中であることをご報告させていただきます。
par ATELIER LISBONNE
●BackNumber