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composition des celebres parfums@paris (試作番号5番からCHANEL No.5へ)

やっと初夏らしい毎日です。
友人に誘われてチュルリー公園内イベントがあるので癒されに散歩がてらJARDINS,JARDIN 2018(5日間開催)に出かけてきました。庭、テラス、菜園、花、庭園オブジェ、雑貨に関するアトリエやショップ、ワークショップ、試食などのんびりとして参りました。メインは南フランスのGRASSEという香水産業で有名な町からCHANELのメゾンが畑の再現と抽出したエッセンシャルオイルを嗅がせてくれたり、香水のお話を聞かせてくれるというのを楽しみに行きました。


小さくても再現された畑はシャネルの香水の代表的な5つの花が咲き乱れていると想像しておりましたが前日、前々日とパリは雨続きで準備した花は8割〜9割!枯れている状態で初日を迎えたと説明を聞きました。(残念)


きっと日本なら初日にがんばって咲き乱れる花畑を天候にかかわらず準備したのだろうと想像いたしますがフランスは自然に任せるというか、努力が足りないと言うかある意味ラフな感じでありながら入場料はしっかり頂きますといういつものスタイルでしたが、、、、。 畑は美しいとは言えませんでしたが素敵なフォトはがきセットを頂きましたので満喫したことにいたします。

のんびり散歩話の後ですが先日パリ市内で刺殺事件が起こりました。1名死亡、数名の方がけがをされ犯人は射殺されるという事件は規模に関わらずテロ認定され、以前からイスラム過激派用注意人物にリストアップされていたと翌日のニュースで知りました。いつもなら、テロがまた起こったのかと慢性的に危機感も薄い事件として頭を通り過ぎるのですが今回は外出していて友人と息子と自宅に帰る手前で起こった出来事であり、我が家のアパルトマン前で犯人が射殺現場に出くわし恐怖感ではない、とにかく混乱してる状況に遭遇いたしました。

事件直後だったのでなんとか家に帰ることが出来たのですが別にでかけていた娘は夜中迄続いた大規模な現場検証のため、ポリスに何度交渉しても家に帰れず友人宅に泊めてもらうことになりましたが現場検証の立ち入り禁止エリア内にホテルも3、4軒あり宿泊者も夜中2、3時までホテルに帰れず周りのカフェで時間つぶししてた人も沢山いたそうです。

パリに遊びにきた人たちもこんなまさかの事件に巻き込まれるなんて!気をつけてくださいねって、、、何もアドヴァイスもないのが切ないです。 これを書いてる矢先、日本でも新幹線で殺傷事件があったとネットニュースで知りました。どこでも防ぎ様のない危険は潜んでいるんですね。これからのヴァカンスシーズンが楽しく過ごせますように。

par ATELIER LISBONNE

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